就職活動で1番嬉しい瞬間は、何といっても内定をもらったときですよね!
意中の企業からであれば有頂天です!
ただ、一方で勢いで内定承諾をしたけど、よくよく考えたら「あっ、聞きたいことあった」と思うこともあります。
しかし、内定承諾後に企業にあれこれ質問することは、「企業の印象が悪くなるのかな?」「マナー違反じゃないかな?」と迷いますよね。
そんな人に向けて、人事経験者の立場から解説したいと思います。
内定承諾したけど聞きたいことがあって、モヤモヤしている方は是非参考にしてください。
目次
内定承諾後に質問したいけど大丈夫?→全く問題ありません
結論から言うと、内定承諾後に質問をしても全く問題ありません。
むしろ質問してくれるのはウェルカムです。
その理由を人事側の視点から解説してきます。
入社後の早期退職は人事の評価にとってマイナス
企業の人事担当者は新卒採用での採用目標というものがあります。
営業職であれば売上目標にあたるものです。
つまり、採用人数を達成するかどうかは、人事(新卒採用)に携わっている人からすると重要なんですね。
ただ、一方で採用した新卒が入社後に即退職になると、それはそれでマイナスなんです。
これが2年〜3年経ってからの退職であれば、関係ないです。
しかし入社後数ヶ月で退職となると、「新卒採用の担当は何してるんだ」となるわけです。
そういった理由から、新卒の方にはちゃんと納得感を持って入社をしてほしいわけです。
そのため、不安を解消するための質問というのは、むしろ聞いてほしいぐらいに思っている人事が多いのです。
内定承諾後に質問してくる学生は多い
もしあなたが、内定承諾したけど聞きたいことがあってモヤモヤしているのであれば、悩む時間がもったいないです。
なぜなら、内定承諾後でも質問をしてくる学生はとても多いからです。
つまり、あなただけが聞きたいと思っているのではなく、普通に日頃から行われていることと思っておきましょう。
「私の学生時代の経験でちゃんとやっていけるのかな?」「会社のカレンダーが知りたいな」「年間休日って何日あるのかな」などなど、様々な質問がされています。
あなたが思うことは、他の学生も同じように思っているので安心しましょう。
内定承諾後に質問するときのポイント
内定承諾後に質問することは大丈夫なんだ!と思っても、どのようは方法で、どんなタイミングで聞けばいいの?と迷っている方に向けて解説します。
ポイント① 聞くときは全てまとめて聞こう
人事は年中忙しい人が多いので、質問するときは事前に聞きたいことをまとめてから連絡しましょう。
「聞きたいこと多いけど大丈夫?」と思っても、複数回に分けて連絡が来るよりも1回で済んだほうが人事も好印象です。
「ちゃんと聞きたいことまとめてるな」→「ちゃんと自社のことを考えてくれてるな」となりますので、勢いで連絡をせずに、まとめてから質問をするようにしましょう。
ポイント② 連絡はメールで
電話で連絡をしても問題ないですが、メールでの連絡がベターです。
なぜなら質問が複数ある場合は、その場で人事が回答できない可能性があります。
折り返し電話をしてくれるでしょうが、相手にとっても手間になりますよね。
質問が1つ・2つなら電話で良いですが、3つ以上ある場合はメールで連絡をするようにしましょう。
下にメールでの質問する場合の雛形を載せていますので参考にしてください。
○○株式会社
○○様
お世話になっております。貴社から内定を頂いた○○大学の○○と申します。承諾後で大変恐縮なのですが、お聞きしたことがありご連絡いたしました。
下記に質問事項を記載しましたので、お手隙な時にご確認頂けますと幸いです。———————————————————————
ここに質問(見やすいように箇条書き
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以上になります。
お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇大学 ○○
いかがでしたでしょうか。
就職活動は内定がゴールですが、人生においては入社後の方がはるかに大事ですよね。
可能な限りモヤモヤしている点は解消してから入社できるようにしましょう!