就活がつらいと思っている人への処方箋

就活では、うまくいかないもどかしさや、スケジュール管理の大変さ、周りと比較して感じる焦りなどさまざまな理由から「もう就活したくない!」と感じてしまうこともあるでしょう。企業に就職する以外の道もたくさんありますが、就活がつらいからといって「就活したくない」と選択肢を狭めてしまってはもったいないです。

そこで、実際に多くの学生にキャリアの選択肢を提案してきたキャリアアドバイザーの経験から、「もう就活したくない」「就活がきつい」と思っている人への処方箋をご紹介したいと思います。

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就活をつらい感じてしまう3つの理由

就活をつらいと感じる人は多いですが、そう感じてしまう理由は大きくわけて3つあります。まずはその理由を知っておくことが大切です。何が理由でつらさを感じるのかを知っておけば対処もできますよね。

①書類選考に落ち続ける

就活をつらいと感じる理由の1つとしては、書類選考に落ち続けることが挙げられます。第一関門の書類選考にことごとく通らないと、就活をつらいと感じる人は多いです。どの企業でも選考は書類選考から始まりますし、書類選考に合格した後も、いくつもの選考を受け、それら全てに合格して初めて内定となります。

エントリーから内定までの道のりは遠く、想像するだけでも大変なものです。第一関門で落ち続けると、今後さらに大変なことをしなければならないと感じ、その途方もなさに辛さを感じる人は多いです。

また書類選考は手応えも掴みづらいですし、何が原因で落ちたのかが分かりづらくもあります。面接であれば失敗した点がわかりやすいですが、書類選考はダメな理由が分からないため、理由も分からずに落ち続けるのがつらいと感じる人も多いです。

②合否結果が気になって気が休まらない

合否結果が気になって気が休まらないことも、就活をつらいと感じる理由の1つです。選考は受ければその時点で合否が分かるものではなく、後日結果が発表されるケースが多いです。

企業によって連絡のスピードは違い、早い企業であれば選考の翌日、遅ければ1ヶ月以上も間が空く場合もあります。合否結果が出るまで気になりすぎて緊張状態が続くため、それが負担となってつらさを感じる人は多いです。

就活は1社だけを受ければいいわけではなく、選考結果を待っている間も他の企業への就活を続けなければなりません。説明会に参加したり、選考への参加、履歴書やESの作成などやらなければならないことは山積みです。ただでさえ大変な上に、緊張状態が続くことで疲労してしまう人は多いです。

③周りと自分を比べてしまう

周りは内定がどんどん出てるのに、自分だけ決まらず不安が募っていると、就活をつらいと感じてしまいます。就活は自分のためのものであって、他人のためのものではありません。

自分は自分、他人は他人と割り切って考えなければなりませんが、それでも周囲が気になり、周りと自分を比べてしまう人は多いです。周りのみんなは就活がうまくいっているにも関わらず、自分だけうまくいっていないと焦ることも多いですし、その焦りが選考に影響してしまうこともあります。

みんなに追いつかなければと焦れば焦るほど結果は振るわず、さらに焦って不安を抱えると悪循環に陥る人も多いです。周囲の人と比べる必要はありませんが、それでも周りを気にしてしまい、つらいと感じる人は多いです。

就活をつらいと思ったときの処方箋

つらいと感じたときこそ、すべきこと、考えることを知って、つらい気持ちにも上手に対処していきましょう。

自己分析をもう一度してみる

就活をつらいと感じる人の多くは、就活に行き詰っていることが多いです。行き詰まりを感じているのに同じやり方で挑戦を続けても効果は得られませんので、自己分析をもう一度やり直してみるのも大事です。

自己分析は就活の核となるもので、最も大切なものと言っても過言ではありません。何度も失敗し、行き詰ってしまうのは就活の最初の部分、自己分析の方法を間違えている可能性が高いです。

自己分析は一度やればそれで終わりではなく、就活中にも何度もやり直さなければならないものです。一回の自己分析ですべてがうまくいき、就活を成功させられる人はほとんどいません。行き詰ったときこそ目先を変えてみることが大切ですので、自己分析をやり直して気持ちを新たに就活に取り組みましょう。

気分転換をする

就活がつらいと感じたときは、無理に就活に取り組もうとするのではなく、気分転換をすることも大切です。つらいとネガティブに感じたままでは無理に続けても結果が出ないことが多いですし、結果が出ないことでさらにつらくなると悪循環になってしまうこともあります。

就活が上手くいかないと焦ることも多いですが、焦っても上手くいく保証はありません。気分転換してリフレッシュしてから就活に臨んだ方が上手くいくことも多くあります。息抜きをすることの大切さも知っておきましょう。

それでもどうしても就活がつらい…就活以外の選択肢ってあるの?

そうは言ってもどうしても就活はつらい!嫌だ!何らかの方法で働きたい!

そう思う人に向けても少し解説します。

どうしても就活したくない場合の選択肢とは?

就活をしない道として考えられるのは、「大学院や専門学校への進学」「勉強を続け会計士や弁護士などの専門職に就く」「スキルを生かしてフリーランスとして独立」「起業」「家業を継ぐ」などがあります。

ほかに、実際に私へ相談に来たケースとして「芸能の道に進みたい」「職人として修業します」といった人もいました。また、クリエーティブな職種やエンジニア志望の場合、「学生時代にアルバイトをしていた会社にそのまま就職する」という学生も少なくありません。

フリーランスでの働き方を志望する場合は、スキルや人脈を生かして仕事を取ってくる必要があるため、一人で勝負できる程度のスキルがあるかどうか、自力でスキルを得る覚悟があるかどうかが大切です。

また、「やりたいことがわからないので、とりあえずフリーターになる」という選択肢を考えている場合は、不安定な年収、長期的な展望を描くのが難しい、社会的信頼性が得られにくいというシビアな現実も見た上で、なぜ「就職」ではなくて「フリーター」なのかを考えてみましょう。自分がやりたいこと・やりたくないことが見えてくるかもしれません。

「起業したい」「フリーで働きたい」などやりたいことが明確であったとしても、就活を経験し、一度企業に所属した上で、自分の行きたい道に進むのも一つの方法です。ビジネススキルや人脈を得た上で独立した方が、かえって近道になることもあるかもしれません。

就活がつらいのは、就活の視点や進め方が違うからかも?

就職以外の選択肢には不安があるけれど、就活に気持ちが乗らない…。そんな方は、なぜ就活したくないのか、どのタイミングで動けなくなってしまったのかを振り返ってみましょう。

就活したくないケース1.業界や職種の幅を狭めてしまい、八方ふさがりになっている

「この業界のこの仕事しかしたくない」と限られた数社しか受けていなかったり、「売り手市場だから採用されるはず」と人気業界・企業のみにエントリーしたりして、すべて落ちてしまい自信を失うケースはよくあります。

そんなときは、やりたい仕事の要素を分解していきましょう。要素が整理できれば「この業界じゃなくてもいいか」「あの企業じゃなくても、やりたい仕事に出会えそう」と選択肢が増えていきます。興味のある企業を自分で見つけられなければ、合同説明会や大学が開催する業界説明会などに足を運ぶのがオススメ。知らなかった業界、企業に“偶然出会う”ことで視野が広がるきっかけになります。

インターネットの情報検索は、興味・関心のあるキーワードからしか広がらないので、思い切って、さまざまな情報が集まる“場”に行って刺激をもらってみては。

就活したくないケース2.自己を客観視できておらず、就活がうまくいかない理由がわからない

「面接でうまくいったのに落ちてしまった」という場合、ダメージが大きく、自信を失って動けなくなることがあります。うまく話せたし会話も盛り上がった、と思っている場合でも、無意識の行動が、企業側に違う印象を与えているかもしれません。

そんなときは、家族や友人、社会人の先輩などに、模擬面接をしてもらうのも一つの方法です。目が泳いでしまったり身ぶり手ぶりが多すぎたり、自分では気づかない振る舞いがあるのかも。客観的に見てもらい、一つひとつ直していって面接がうまく通るようになると、また自信が生まれ、就活に前向きになれるかもしれません。

就活したくないケース3.自己評価の低さや劣等感から自信を失い、一歩踏み出せない

「自己PRできることがない」「学生時代に何もしてこなかった」などと、自己評価が低く、行動する前から自信が持てていないケースも少なくありません。また、説明会や面接で周りの「すごそうな学生」を前に萎縮してしまったり、SNS上での友人たちの就活成功レポート、内定報告を目にして落ち込んでしまったり、就活生はさまざまなプレッシャーで押しつぶされそうになっています。

自分では「当たり前にやっていること」でも、人から見ればすごいことはたくさんあります。家族や友人、大学の先輩などに他己分析をしてもらうことで、自分自身の魅力を見つけることができるかもしれません。身近な存在には話しにくいのであれば、キャリアアドバイザーなどのプロに相談するのもオススメです。

就活がつらくても、人生は何とかなる!

例え全社落ちてしまって行くところがなくなっても、人生は何とかなります。

小さい企業で下積みを経てから中途採用で志望企業に入社したり、アルバイトから正社員を目指したり、技術職希望なら専門学校へ弟子入りしてみたり、様々な可能性があります。

私は新卒で入社したのは社員100名ほどの中小企業でした。とりあえず内定をもらった会社に入社しました。そこで実績を上げて、一部上場の営業マネージャーとして東大・京大といった大学を卒業したエリートを部下にマネージメントしてましたし、年収も同年代の人よりも高い自負があります。

遠回りこそ最大の近道かもしれません。

そう考えると、今の「就活がつらい」という気持ちが、少し前向きになるのではないでしょうか。

また、世間が羨むような企業に入社することが、就活におけるゴールではありません。

誰もがあっと驚くような企業に内定をもらっても、仕事にやりがいを見出せず、入社して数年で辞めてしまう人もたくさんいます。

「いい企業に就職する」ことをゴールとするのではなく、「自分が納得できる/やりがいを見出せそうな会社に就職すること」をゴールにしてみましょう。

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